おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

私が新入社員の頃の話です。

私の直接の上司になることはなかったのですが、ある店長がいました。

見た目は威圧感があり貫禄もあり、第一印象は「恐い！」としか言い様のない様な店長でした。

しかし、自分が何かのミスをすると、部下に対して「ごめんちゃい！」と謝る店長でした。

見た目と「ごめんちゃい！」という言葉と、その子どもの様な謝り方が、見た目とのギャップも大きく、なんとも愛嬌があって人気者だったのを覚えています。

遠い昔の思い出です。

・・・・・

これはつい先日のことです。

ある店長がこんな話をしていました。

「普通ね、部下に対して、自分の間違いを謝罪するって難しいじゃないですか！

　でもね、うちの部長は、“すまん！俺が間違えてた！”って、みんなの前で言うんですよ！

　こっちの方が、居心地が悪くて・・・・・

　・・・・・・・・・・

　もっと冗談っぽくしてくれたらいいのに！って思うんですけどね。

　でも、そんな部長がカッコイイんですよ！

　もっと頑張ろう！って、やる気が湧いてくるんですね！

　部下に謝ることでやる気を出させるって、凄い部長だと思いませんか？」

と・・・・・

その話を聞いて、昔の店長を思い出したのです。

部下に対して、謝罪するということをしない人もいると思います。

冗談にして、ごまかす人もいるかもしれません。

あるいは、自分を正当化して間違いを認めない人もいると思います。

自分を正当化して誤魔化す上司・・・・・

部下としてはモチベーションが上がりませんよね。

ただ、上記の部長は、謝ることで部下のやる気に火をつけているんですよね。

おそらく、意図してやっているのではなく、素直に謝っているだけなんだと思います。

その姿勢が部下のモチベーションの向上に、つながっているんですね。

部下のモチベーションを向上させるために、制度や仕組みを考えたり、頭を悩ませている上司の方もおられますが・・・・・

そもそもモチベーションとは、そういったものではなく、もっと単純なものの様な気がしませんか？

部下のモチベーションが向上しないのは、上司としての自分の姿勢に問題があるのかもしれませんよ。

あなたの部下のモチベーションは、低迷していませんか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）