第89回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<やる気エネルギー「かい・えん・たい」を注入する人になれ>
チームを作る土台は自分自身になります。
会社全体で見れば、自分自身というのは社長です。
事業部で見れば、事業部長や人財育成を担当する方が、自分自身の立場になります。
店舗単体で見れば、店長がその立場になります。
組織やチームを構築する場合、核になるのは自分自身です。
そう、リーダーの立場にいるあなたです。
あなたが常に学び、成長することが基本中の基本なのです。
リーダーが成長しようとしないチームで、メンバーが成長しようと思うわけがありません。
基本中の基本です。
その基本の上に、メンバー同士をくっつける接着剤になるのが、「信頼」と「共感」という人の感情です。
(もちろん、それ以外にも要素はたくさんありますが・・・・・)
ここまで、メンバーとの信頼関係を築き、共感されるリーダーになるための話をしてきました。
この「信頼」と「共感」を得ることで、人の集団がチームに成り得ます。
その2つの土台がない自分自身がリーダーになっても、名ばかりのチームとなり、何も実現できずに終わってしまう可能性が高くなります。
メンバーに信頼され、共感されることによって、チームとして成果を出す可能性が高まってきます。
その状態を作った後に、メンバーに対して3つのポイントを注入することで、チームが動き出すことができる様になります。
3つのポイントとは「かい・えん・たい」です。
「かい」とは「快感」のことです。
「えん」とは「演技指導」のことです。
「たい」とは「大義名分」のことです。
これからは、この3つのポイントを解説していきます。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)