第19回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<信頼される人になれ>
信頼蓄積理論(信頼ポイント)という考え方③
同じことを同じ口調で指摘されたのに、片方はアドバイスだと素直に受け取り、片方は気分が悪く逆切れしてしまいそうになる。
それはなぜなのか?
それは、
信頼ポイントがプラスなのか?マイナスなのか?
のちがいです。
もう一つ例を見てみましょう。
あなたのシフトは翌日が休みの予定になっていました。
ところが、終業間近に上司からシフトの変更を依頼されました。
「悪いねんけど、明日出勤してくれへんかな?
私事やねんけど、ちょっと大切な用事が入ってしまって・・・・・」
とお願いされたとします。
シフトを変わるのはあなたでなくでも、他の人でも構わないのにあなたに依頼してきました。
尊敬する信頼ポイントのプラスの人だったらどうでしょうか?
困っているのなら、私が協力しましょう!と快く承諾するのではないでしょうか?
逆に信頼できない信頼ポイントがマイナスの人だったらどうでしょうか?
仕事だからと仕方なく承諾するかもしれません。
けれど、心の中では納得できずストレスになっている。
あるいは、自分も用事が入っているので無理だと断るかもしれませんね。
この様に心配ポイントがプラスなのか?マイナスなのか?で、あなたの感情や行動が変わってきます。
ここで大切なのは、チームビルディング研修や自己啓発研修でよく言われる言葉です。
ということですね。
同じことを語っているのに、誰が語ったかにより受け取り側の感情や行動が変わるのです。
あなたはこれからチームを作るのです。
そのためには、信頼ポイントがプラスの立場になる必要があります。
その立場に立たないと、部下指導をしても誰もついてこなくなります。
そしてもう一つ・・・・・
それは、次回にお話ししたいと思います。