第32回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<信頼される人になれ>
法則① 自分が自分の人生の主人公になる(自分に矢印を向ける)
客観的視点(どうすれば自分にフォーカスできるのか?)
主観的という言葉を辞書で引くと、
・自分一人の見方・感じ方によっていること
・判断などが個々の心理的価値観によっていること
と意味が書いてあります。
別の言い方をすると、主観的視点とは物事の受け取り方や行動を、周りの言動や環境に決められてしまうというイメージです。
その逆に、客観的視点とは、物事の受け取り方や行動を、周りの言動や環境で決められることなく、自らの選択により決めることです。
これは“良い”とか“悪い”という話をしているわけではありません。
状況により、どちらが適切なのかは異なってきます。
また、客観的視点を持てる様になると、自分自身を客観的に見つめるレベルが上がってきます。
(完全に正確に客観的に見つめることはできませんが・・・・・)
その客観性を身に付けると、自分自身を操る様に生きていける様になります。
(表現が変ですが・・・・・)
私を例に出しますと・・・・・
私は二つの穴から世界を覗いています。
その二つの穴とは蔀晋輔という肉体の目にあたる部分です。
そこから周りを見ながら、蔀晋輔という肉体を操縦している感覚です。
こういう時にはどう言えばいいのだろうか?
「この内容の話をしよう。」
そう思ったなら、蔀晋輔を操縦してその話をするのです。
こんな時、男としてどう行動すべきなのか?
「こういう行動をしよう!」
そう思ったなら、同じ様に蔀晋輔を操縦してその行動を取らすのです。
蔀晋輔と言う肉体を操縦しているゲームの様です。
そう思うと、躊躇してしまったり、言いたいのに言えなかったり、心とは逆の行動を取ってしまったり・・・・・ということが激減します。
また、客観性を研ぎ澄ませることによって、自分の人生にナレーションが聞こえてくることがあります。
実際に聞こえてくるわけではないのですが・・・・・
ピンチの状態になった時に・・・・・
「蔀晋輔にやってきた大ピンチ。
このピンチを彼はどう切り抜け、どう解決していくのであろうか?」
というナレーションが聞こえてきます。
私は映画の主人公であるかの様に・・・・・
「蔀晋輔が判断したのは〇〇であった。
彼はそこに全力で集中することを決意したのであった!」
というナレーションの中で、前向きな判断をしてそこに集中していくのです。
決して、ふざけて遊んでいるわけではありません。
人生の岐路に立った時や挫折しそうな時に、自分の力を最大限発揮するためにしていることです。
それにより迷いが消え、堂々とすることができる様になるのです。
これは私個人の場合ですが、ある程度、客観的に自分を見られる様になれば、自分がすべきことが見えてきたり、周りへの気遣いのレベルが向上したりする様です。
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)