第79回 人を育てチームで業績を上げるリーダーとなれ!
<共感される人になれ>
器の大きな人②
人には器があります。
人は人生を通じて、その器を満たしていきます。
器の中身をいっぱいにしようと頑張ります。
それと同時に、器を大きくしていきます。
より多くのものが入るために、器を大きくしていきます。
大きくするために、自分自身を磨いていくのです。
大きくなった器に、更に多くのものを入れていきます。
どれくらい器を大きくできたのか?
その器をどれくらい満たすことができたのか?
それが豊かな人生のバロメーターなのかもしれませんね。
では、器を大きくするとはどういうことなのでしょうか?
それは受け入れる範囲が広くなることなのだと思います。
自分の人生で起きた様々な出来事を、受け入れるキャパシティが広くなるということです。
受験で失敗したという事実。
大好きな異性に振られたという事実。
就職活動でなかなか内定がもらえないという事実。
体があまり丈夫ではないという事実。
配属先がここに決まったという事実。
上司から激しい口調で指摘されたという事実。
なかなか成長しない部下の上司になったという事実。
そういう事実を受け入れること。
その受け入れる範囲が広くなることが、器が大きくなることなのではないでしょうか?
そして、受け入れた上で実際に行動に移していくこと。
それが器を満たしていくことです。
自分はリーダーとして、どれくらいの大きさの器を持っているのか?
そして、その器をどこまで満たすことができるのか?
リーダーとしては腕の見せどころです。
それらを意識して、人格を高める努力をしている人に、人は共感するのです。
(つづく)
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)