新しい時代の始まりvol.10

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

フォレストガーデン「大地の再生」で、植樹をしました。

その植樹をする花壇に、幹からバッサリと切られた木がありました。

見るからに枯れている様だったので、「この木は生きているのですか?」と尋ねたところ、もう死んでいるとのことでした。

そこに新しい木を植えるのですが・・・・・どうして取ってしまわないのだろう?と疑問に思ったのです。

スペース的にも取ってしまった方が広くなります。

根っこもあるだろうから、その根っこも取った方が新しい木の根っこも伸びやすいのでは?と思ったのです。

しかし、それは間違いでした。

その古い木の根っこがあることで、水や空気が流れ栄養素が循環し、新しい木もより育つということでした。

その死んだ木の根っこが、土の中にスペースを作って様々なものを循環させているんですね。

“死しても尚、自然の中で循環している。”

自然は、なんて素晴らしいのだろう!と思いました。

古くなったから排除してしまおう。

枯れてしまったから取り除いてしまおう。

というのは、私も現代社会の効率や合理性を追求した感覚になっているのかもしれませんね。

見た目だけを合理的に整理しても、社会や組織などは正常に循環しない・・・・・そんな気がします。

今までの日本社会は、高度経済成長期より効率や合理化・・・・・そういったものが最優先だったのではないでしょうか?

費用対効果を追求しすぎて、効果の量は増えたけれど質が落ちてしまったのかもしれませんね。

たくさんの野菜を安く栽培できる様になったが、その分栄養素も味も落ちてしまった。

それに満足できない人は、農家さんが手間暇を掛けて丹精込めて作った野菜を・・・・・

価格的には少し高い目でも、栄養素もたっぷりとあり、ドレッシングなど要らないほどの濃い味の野菜を求めている。

現代人は、物の豊かさだけではなく、心の豊かさも求めているのかもしれませんね。

人間も自然の一部であることを思い出させてくれる一日でした。

さて、あなたはこれからの時代に、何を求めていきますか?

(つづく)

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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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