新入社員の気持ち
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
野外研修には、目隠しをして行うプログラムがあります。
目隠しをしている人は、メンバーから何をするのかの指示が出されます。
その指示に従い行動をして、プログラムをクリアしていくのです。
そのプログラムの終了時に、こんな感想をもらったことがあります。
「目隠しをしているというのは、新入社員の立場になりますね。
何をして良いのかが分からないんです。
また、その作業の目的が見えないので、どう判断して良いのかも分からないんです。
指示をされた時には理解します。
しかし、その後に良いとか悪いとか、正しいのか間違っているのかを言われないと、とても不安に感じました。
このままやり続けてもいいの?
間違ってない?
そんな気持ちでした。
また、“こっちへ来て!”とか、“そこ!”とか言われても、目隠しをしているからまったく分からなくて・・・・・
逆に、合っているよ!そのまま続けて!と言われると、とても安心感がありました。
右に90度向いて!とか、あと一歩前に行って!と言われた時には、具体的でとても動きやすかったです。
これって、新入社員の心境そのままだと思うんです。
指示をされて、そのまま良いも悪いもフィードバックがないと不安になってしまう。
より具体的に指示を出してもらえないと、どう動いていいのかが分からなくて不安になる。
プログラムの中で、ノンバーバル(声を出してはいけない)の時というのは、相談をする人がいないという状態なんですね。
そんな時に新入社員は不安を抱くと思います。
孤独感を感じましたね。
また、目隠し状態で誘導されて歩く時に、誘導する人を信頼できればとても安心して歩けますが、そうでなければ一歩を踏み出すのは恐いと思います。
そういう意味で、新入社員から信頼されるというのは、とても大切だと思いました。
今までの自分の行動を振り返って、新入社員に対して・・・・・
具体的な指示ができていなかったし、指示を出したまま放置して、不安にさせていたんだなということに気づきました。
言葉だけで、新入社員の気持ちはこうですよ!と学んだのではなくて、実際に新入社員の気持ちを体感できて良かったです。
すぐに、彼らに会って謝りたい気持ちになりました。
いや~、至らない上司でした!」
といった感想でした。
遊びの様なプログラムを通じて、こんなことも感じられるんですね。
今では、新入社員であった彼の部下たちは、イキイキと安心・安全な状態で仕事に取り組んでいるのでしょう。
あなたの部下は、安心・安全な状態で仕事に取り組んでいますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)