社員の遅刻エピソード③

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

今日も社員の遅刻に関するエピソードになります。

その社員は常習犯ではないのですが、時折遅刻をしてしまっていました。

店長からも、厳しく注意されていたのですが、遅刻0にはならなかったのです。

そんな中、人事異動があり、新しい店長が赴任してきたのです。

新店長になって2ヶ月目に、その社員は久し振りに遅刻をしてしまったのです。

主任がいくら電話をしても出ません・・・・・

そして、一時間後に息を切らせながら、社員が事務所に入って来ました。

店長は、ガバッと勢いよく立ち上がり叫びました。

「どうしたんや!?

 大丈夫か!?」

「はい!すいません!

 寝坊してしまいました!

 携帯電話もロッカーに忘れていて、電話もできませんでした!

 すみませんでした!」

「遅刻か!?

 ・・・・・・・・・・

 良かったー!!」

「えっ!?」

「遅刻で良かったわ!」

「・・・・・」

「お前!電話もつながれへんし、事故ちゃうか?って心配してたんやぞ!

 救急車に運ばれてたりしたら、電話も出られへんしな!

 ほんま、寝坊だけやったら、それで良かったわ!」

「・・・・・

 すみませんでした!」

「ええ!ええ!

 何もなかったんやったら良かったわ!

 ほんま、心配したんやど!」

「すいませんでした!

 以後、気をつけます!」

と、その社員は謝罪し仕事に就きました。

遅刻っていうのは、ほんの小さな油断からしてしまうものですよね。

クドクド説教をするのも一つの方法ですが、この様に心配する気持ちを伝えるのも、大切なことなのかも知れませんね。

それ以後、その社員は遅刻をしない様になったそうです。

あなたは、部下の遅刻についてどんな想いで対応していますか?

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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