ノミニケーション③
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
前回からの続きになります。
部長は話し始めました。
「ノミニケーションっていうのはな、ただ飲んでコミュニケーションを取れば良い!っていうもんやないんや。
パターンは3つあってな・・・・・
1つ目は店長がやってきたノミニケーションや。
お互いのプライベートの話をしてな、知らない間柄から近しい間柄になっていくのが目的や。
その時は、自分から自己開示していくのが鉄則やな!
2つ目は明日からのエネルギーを注入するためのノミニケーションや。
その時には、部下の不満や悩み、そういったことをぶちまけさせなあかんねん。
そのために店長としての顔よりも、人生の先輩として顔で飲むのが鉄則や。
出てきた問題にその都度解決法を出す必要はないんや。
まず、聴いてあげること!
それを知ってくれているというだけで部下は安心するから。
そういった問題や課題を共有して、一緒にやっていこう!
俺について来てくれ!
俺がお前らを守るから!
っていう想いを伝えるのが大切やねん!
ほんで、次の日から、その出てきた問題を一つずつ解決していったらええだけやから。
最後に3つ目な!
3つ目は参加者からアイディアや、新しい発想を出させるためのノミニケーションや。
その時の鉄則はな、飲む前に問題や課題について、脳みそから湯気が出るくらい考えさせること!
もう何も考えが出てこない!っていう状態で、みんなで飲みに行くんや!
そしたらな、アルコールで脳みその緊張がほぐれてきてな、使ってなかった脳みそも活性化してきよるんや!
その時に、“そうや!”っていうアイディアが出てくるんや。
脳みそっていうのはな、本人に意識がなくてもな、常に答えを出そうと無意識の内に働いとるねん。
で、緊張がほぐれた時に、その脳みそが答えを見つけよるんや!
それが閃きやアイディアやねん!
ようトイレやお風呂でアイディアが出てきた!っていう話を聞くやろ!
そういうことなんやで。
ほんで、昨日は他の店長も連れてノミニケーションを取りに行ったやろ、そしたらみんな色んなアイディアが出てきたやんけ!
あれがノミニケーションの効果やねん!
店長が今まで取ってきたノミニケーションは、1つ目の親しくなるためだけのノミニケーションやねんな!
だから、チーム全体のバランスがおかしくなってきたんちゃうか?
それと、業務的なコミュニケーションがあって、はじめてリラックスしたノミニケーションが有効やねんぞ!
その辺のところを、もう少し考えてみ!」
それを聞いた店長は、目から鱗!だったそうです。
単に飲みに行って、自分も楽しく過ごしていただけであることに気づいたそうです。
明日からの自分のやり方が見えた!そんな気持ちだったそうです。
「部長は、そんなことも考えて、昨日もノミニケーションを取ってくれたんですか?」
「当り前やんけ!!
アイディアや意見もようけ出て良かったやろ!」
「はい!」
「でも、それは前半だけで、後半は単なる酔っ払いのおっさんの飲み会になるけどな!
それでええねんて!
きちっとすることしたら、後は酔っ払いでええねん!」
という話でした。
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)