自己変容の軌跡Vol.6
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
中学生の頃の私は、常に空しさを感じていました。
生きるって何だろう?
常にそう考えていました。
生きるということが分からない。
どこからやって来て、どこへ行くのかが分からない。
いつか“無”になる空しさ・・・・・
人生において何かを築き上げても、どんな楽しい想いをしても、どんなにたくさんの人と出会っても、どれだけたくさんのお金を手に入れたとしても・・・・・
死を迎えた時には、すべてが“無”になってしまう。
生まれる前が0なら、生きている間にどんな数字を足していこうとも、死を迎えた時には0になる。
ならば、何のために数字を足していくのか?
この人生を生きていくのか?
生きるという意味が分からず、まさしく彷徨っていたと思います。
書店に行っては、「人生論」的な本を探しては購入して読むのですが・・・・・やはり、意味が分からないというかしっくりとこない・・・・・
そんな憂鬱な日々を送っていました。
そんな生を感じられないからか、早く死にたいとも思っていました。
“死をもって、生きた価値を見出したかった!”
という感覚です。
普通に死んだり、逆に自殺をしたいということではなく、華々しく死にたかったのです。
銀行強盗がやって来た時に、銃を持った犯人に向かっていって打たれて死ぬ。
子どもが車にはねられそうになったのを助けようとして、自分が車にはねられて死ぬ。
通り魔に襲われている人を助けようとして、自分が刃物で刺されて死ぬ。
そんな英雄として死ねることを、常に妄想していました。
心の中は常に孤独で、自分で自分を愛せずにのた打ち回っている様でした。
それを根本に持ちながら、大人たちが作った社会に対しても反抗的でした。
特に“常識”という言葉が嫌いで、「お前たちが勝手に作ったルールじゃないか!俺は従わないぞ!」そんな間違った気概も持っていました。
大人に対して敬語を使うということにも納得せず、「尊敬している人に使う言葉が敬語だろ!俺はお前を尊敬していないのだから敬語などは使わない!敬語を使ってほしいのなら、まずはお前が俺に対して敬語を使え!」という考えをしている中学生だったのです。
そんな空しさと怒りを抱えながら中学生活を送っていたのです。
後に聞いた話ですが、母親はこの頃の私が自殺をするのではないか?とかなり心配していたそうです。
そんなややこしい中学生だったんですね!汗
私はどんな経験をして今の自分に辿り着いたのか?
自分自身を振り返るという意味もあってこのシリーズを書いています。
次回は中学2年生になった自分を書いていきます。
(つづく)
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)