発問と質問

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

発問と質問のちがいについて学びました。

様々な定義がある様ですが・・・・・

〇質問は相手が答えを持っている

〇発問は問い掛ける方が答えを持っている

別の表現をすると・・・・・

△質問は教えてもらう側からの問いかけ

△発問は教える側からの問いかけ

というニュアンスになります。

目的という表現をすると、

□質問は答えを知ることが目的

□発問は相手に考えさせることが目的

という感じです。

まあ、発問という言葉は知らなくても、日々の部下へのフィードバックの中で実践しているのではないでしょうか?

上司から部下への質問は、部下が責任の追及をされている様な気になってしまいがちです。

「なぜ、こういう問題が起こったんだ?」

「なぜ、そういう対応をしたんだ?」

「なぜ、そう考えたんだ?」

みたいな感じですね。

発問だと、

「なぜ、こういう問題が起こったんだと思う?」

「他にどんな対応ができたと思う?」

「同じ問題が起きない様にするには、どうすればいいと思う?」

という感じですね。

部下がある程度成長している段階では、発問は有効だと思います。

部下が自ら考えることを促進しますからね。

しかし、部下がまだまだ未熟な場合は逆効果になりがちです。

未熟な場合は、“教える”ことから始めた方が良いでしょうね。

発問が良くて質問が悪いということではありません。

質問により、相手が持っている答えを引き出すことも可能になりますから。

こちら側に答えが無くても、質問により相手の無意識の領域の答えを導き出すことも可能なんですね。

それらはコーチングの話になるので、ここでは詳しく話はしませんが・・・・・

“考えることのできる部下”を育てるために、発問というものを意識してみてはどうでしょうか?

あなたの部下は、考えることのできる部下ですか?

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一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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