おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

前回の「自己変容の軌跡　Ｖｏｌ．２６」はこちら！

元々アウトドアが好きで、大自然の中に癒しを求めていた私が・・・・・夜の世界の人間の様になっていました。

太陽の下から太陽の沈んだ後の世界へ・・・・・

野外から室内へ・・・・・

そんな大学生活を終えて就職をしました。

その就職先がまた凄い環境でした。

総合レジャー企業ということで、パチンコ・ゲーム・ライヴハウス・スポーツクラブ・飲食店などを運営していました。

バブル最盛期というのもあったと思います。

上司に「飯に行こう！」と誘われると・・・・・居酒屋から二次会・三次会で家に帰る時には電車はありません。

これが社会というものなんだ！と思っていました。

私は結構なスピードで出世をして、２０代後半には統括店長という役職に就いていました。

上司としての私も同じでした・・・・・

部下を食事に誘うと、居酒屋から二次会・三次会・・・・・

氷店時代に知っている店があったから、余計にひどかったと思います。

ひどい時には週に６日飲みに行っていました。

家に帰らず、カプセルホテルで泊まることもしばしば・・・・・

この時には結婚もして子どももいる状態でした。

生きる意味は？

人生とは？

そんなことは考える必要がない様に、ひたすらに“快”を求めていました。

派手に遊びまわっていたのですが、心の中には穴がぽっかりと開いていたのだと思います。

それを感じない様に！感じない様に！“快”を求めていたのです。

飲みに行く店も高級になり、人生の勝ち組の様な気持ちになっていました。

そんな私を神様が放っておく訳はありません。

３０歳になる手前で、あるトラブルに巻き込まれ退職することになったのです。

しかし、まだまだ自惚れた若造です。

それを機に飲食店で起業をしようと思ったのです。

そのために、心斎橋の鉄板焼き屋で修業（研修）を始め、以前にも書いたスナックのママさんに、仕事の終わりにビール１本だけを５００円で飲ませてもらったりしていました。

一通りの修行（研修）を終え、神戸のハーバーランドのお好み焼き屋で雇われ店長をすることになりました。

しかし・・・・・私は働くということをなめていました。

トントン拍子に出世をして、自分に力があると勘違いしていたことに気づかされました。

それはまた、次回に恥ずかしい失敗談としてお話ししたいと思います。

（つづく）

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）