社員研修ブログ(528号)パチンコ店 女店長!聖子の「社会人の青春」店作り その15「高倉健と渡哲也」
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
パチンコ店 女店長!聖子の「社会人の青春」店作り その15「高倉健と渡哲也」です。
その14「お客さんの顔」はこちら!
少し、会話が途切れた時に、しじみのママがお酒のおかわりを持ってきた。
「森さん、何か難しい話してはるね。」
「いやいや、そんな難しい話やないねんけどな。」
その時、聖子の視線がママに向いた。
「ママさん、ちょっと質問していいですか?」
「私に答えられる質問やったらね。」
ママは笑顔で答えた。
「うん!大丈夫!
ママがこのお店をする時に、店に来てもらうお客さんって、イメージありました?」
「そうね。
実際に来てくれそうな人はいてたからね。
この人も、あの人も来てもらおうって。」
「実際には存在しないけど、こう・・・・・何ていうか・・・・・こんな人に来てもらおうって言う・・・・・イメージというか・・・・・」
「そうやね・・・・・
あったよ。
イメージはね、年齢でいうと40歳以上で、森さんみたいな雰囲気の男性かな。
若い子がグループで来たりとか、宴会をして、皆で盛り上るっていうんじゃなかったかな。
上司が部下と来たり、取引先と来たり、まあ・・・・・女性を連れて来たりして、落ち着いて会話が出来る・・・・・そんなイメージは持ってたよ。」
「ママ!健さんとかおったやないか?」
森がそういうと、ママは思い出して、少し照れくさそうにしていた。
「あっ!そうそう、健さんてね、高倉健さん。
もちろん、想像の高倉健さんで、ああいう渋いタイプの人がね、仕事帰りに一人でやって来て飲んでるのよ。
初めて来た時には、そんなに話し掛けないんだけど、2回目に来た時に好きな食べ物とかね覚えておくの。
でね、それを言うと“覚えてくれていたのか!”って喜んでくれてね。
そこから、2日に1回は来てくれる様になって・・・・・
まあ、想像やけどね、その健さんが喜んでくれる様な店にしようとしてたかな。」
「へー・・・・・」
聖子が感心していると、再び森が話し出した。
「ママ!てっちゃんもおったやないか?」
「森さん、よう覚えてますね。
聖子ちゃん、てっちゃんっていうのはね・・・・・」
「分かった!
武田鉄矢!」
「残念!」
「んん・・・・・じゃあ、原哲男!」
「残念!
渡哲也でした。」
「あっそうか、高倉健つながりやったら、渡哲也ですよね。
ママ、渋い系が好きなんですね。」
「そうかもしれんね。
まあ、紳士が好きかな。
私の好きな紳士が来てくれるお店にしようって思ってたかな。」
「なるほど!
参考になります。
ありがとうございます。」
「いえいえ、ただ、私もね、知り合いの人に、どんな客層にどんな価値を提供するのか?
それをはっきりするまでは、店は出さん方がええよ!って言われてて・・・・・
年齢別とかね、職業別とか、サラリーマンなのか? 若者なのか? で、デートに来るのか? 友達同士で盛り上がりに来るのか? 女同士で来るのか?・・・・・とかをね、色々考えててね。
でも、私、頭良くないから。
高倉健とか、渡哲也になってしまったんよ。
でも、その人もね、それやったら大丈夫や!って言ってくれたから、店を出す事にしたんよ。」
「ママ!
その人って、森さんじゃないんですか?」
「当り!!
さすが、聖子ちゃん!良い勘してるわ。」
そう言いながら、ママは別のお客さんのお酌をしに行くためにその場を離れた。
(つづく)
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)