社員研修ブログ(550号)死ぬということ

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

自分はいつか死ぬということを自覚していますか?

思春期の悩める世代の頃は、死というものを身近に感じながら生きていました。

その後、30代40代の頃は、自分が死ぬということを忘れていたのかもしれません。

だから、生き残るために生きてきたのかもしれません。

それは人としての成長のプロセスと言えるかもしれません。

生き残るために・・・・・

人の目を気にして、

会社からの評価を気にして、

仕事のテクニックを学び、

生きるテクニックを学び、

人から羨ましがられる自分になろうとし、

会社から認められる自分になろうとし、

多くのものを手に入れたいと思い、

何も手放したくないと思い、

賞賛、名誉、お金、栄光、勝利・・・・・そんなものを求めていた様に思います。

まだまだ若造ですが、50歳を過ぎてやっと自分がいつか死ぬことを思い出しました。

思春期の頃は、“いつ死んでもいい!”みたいな感覚があったので、一日一日を“今日が最後かもしれない!”と思いながら過ごしていました。

だから、一日一日が大切で目に映るものすべてを目に焼き付けておこうとしていました。

毎日、感動して生きていた感じです。

それが死ぬことを忘れると、毎日が面白おかしく楽しい時間を過ごしているにも関わらず、どこか満たされず幸福感を感じられなくなっていました。

そして死ぬことを思い出した今、この一瞬一瞬を大切に生きたいと思う様になってきました。

それは常に100パーセントの力を出し続けるということではありません。

元気なら全力で取り組むし、疲れたら休みます。

そういった生きる行為を、意識して自分で選択しその状態を実感するということです。

昔は欲しいものがたくさんありました。

今は本当に欲しいものは目の前にあります。

目の前にあるものを目に焼け付けながら、これからもしぶとく生きていきます。

お金は必要なのでまだまだ働きます。

ただ、働くという感覚が異なります。

経済的には生き残らなければならない現実もあります。

コロナ禍の打撃は尋常ではありませんからね。

でも、自分は死ぬということを自覚していれば、人の目を気にすることはありません。

会社に認められたり、人から羨ましいと思われる必要もありません。

そんなのは結果ですからね。

あなたは死ぬことを自覚していますか?

自覚したなら、生きることはそんなに辛いものではないかもしれませんよ。

いつか死ぬことを知っていれば、今を生きることができます。

死を自覚していれば、周りがちがった風景に見えると思いませんか?

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社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成

株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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