おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

こんな話を教えてもらったのでシェアしたいと思います。

なっちゃんという中学生の女の子がいました。

なっちゃんは陸上競技をしていました。

長距離の選手です。

大会で優勝するために、毎日厳しい練習をしていました。

そして、ある大会に出場した時のことです。

なっちゃんは優勝をしたいと強く思っていました。

そのために毎日練習してきたのです。

しかし・・・・・いいところまではいったのですが、８位という結果になってしまいました。

この大会に懸けていたなっちゃんは落ち込んでしまいました。

言葉も少なく元気がなくなってしまったのです。

それを見ていたお母さんも困ってしまい、なんとか慰めようと話し掛けました。

（あなたなら、どんな言葉を掛けますか？・・・・・少し考えてから続きをお読み下さいね！）

お母さんは「８位でも良かったじゃない！良い成績じゃないの！」と声を掛けましたが、なっちゃんの心には何も響かず慰めにもなりませんでした。

後日、その大会を応援で見に来ていたおばあちゃんから手紙が届きました。

その手紙の一文にこんな文章が綴られていました。

“なっちゃんの走る姿を見て感動しました！

　生きる勇気をもらったよ！

　ありがとう！”

その手紙を読んだなっちゃんは、結果はともかく走って良かった！と思えたそうです。

自分のためだけではなく、人のためにもなっていたことに力をもらったのです。

心が満たされた様な気持ちになり笑顔も戻ってきました。

そのことをお母さんがおばあちゃんに伝えたのです。

「おばあちゃんの手紙のおかげで、なっちゃん元気になったよ！

　ありがとうね！」

それを聞いたおばあちゃんは、涙を流しながらこう言いました。

「私も人の役に立てたんだ！

　こんな私でも生きていていいんだね！」

年を取り元気がなくなってきていたおばあちゃんでしたが、そんな出来事に生きる力をもらえたのでした。

そんな感謝の連鎖のエピソードです。

役に立とうが立つまいが、生きているだけでいいんだよ！とは思いましたが、いい話だと思ったのでシェアさせていただきました。

人に思いを伝える時には、Iメッセージで自分の素直な気持ちを伝えることが大切だな〜！と思いました。

客観的に見た批評的なメッセージは、人の心には響きませんもんね。

あなたはIメッセージで想いを伝えていますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）