社員研修ブログ（５６１号）相手をコントロール？
おはようございます。
社会人の青春！ 蔀（しとみ）晋輔です。
ある社長がこんな話をしていました。
「会社において、社員やアルバイトスタッフなど、人が大切なのは分かっていたんですけどね。
事業を大きくしていくためには人の力だけでは難しくなって、仕組みや制度を作り始めて、すべてをシステマティックに動かそうとしてきたんです。
それである程度までは拡大してきたんですけど、壁にぶち当たってしまったんです。
人が育っていないということと、仕組みや制度が上手く運用されずに飾り物になっている面があるんですよ。
まあ、仕組みや制度を運用するのは“人”ということを忘れていたんですよね。
今更ながらですけど、これからは“人”にフォーカスした経営をしていかないと！と思っているんです。」
そう感じて社員教育に力を入れているそうです。
そんな中、こんなことも話していました。
「どうも、社員との関係性に違和感がありましてね。
指示したことや話したことには納得してくれるんですが、腹に落ちてないというか？心に響いてない感じがしてましてね。
なぜだろう？って考えていた時にふと気づいたんです。
“俺は社員をコントロールしようとしてるだけだな！”って・・・・・
自分の都合の良い様に社員を動かそうとしていて、社員もそれを感じ取っているから、納得はしても心から共感することができないんじゃないか？って。
社員たちの姿は私の心を反映しているんじゃないか？って。
社員たちがそうなのではなくて、私がそうさせていたんじゃないか？って。
まあ、自分を見つめるセッションを受けて気づいたんですけどね。」
ということでした。
夫婦関係や親子関係もそうですね。
友達関係や会社関係など、すべての人間関係においてあり得ることですね。
“相手をコントロールしようとする！”
あたかも相手のことを思っての言動だと思い込み、無意識に自分の都合の良い様に動かそうとする。
だから相手に伝わらないし共感もしてもらえない。
心当たりがないと言えば、嘘になるのではないでしょうか？
私は・・・・・心当たりがあります！汗
親に対してもありました。
兄弟に対してもありましたね。
妻や子どもに対してもある様です。
「〇〇のため！」ではなく、相手をコントロールしようとしている自分がいる。
そんな気づきに辿り着く社長っていいな〜！と思いました。
あなたのその言動は、相手をコントロールしようとしていませんか？
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔（しとみ しんすけ）
