社員研修ブログ(798号)部下からの苦言

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

「これからの時代は、イエスマンでは駄目なんだ!

 会社に対して、耳の痛いことも言える人財こそが、この会社を背負っていける人財なんだ!

 耳障りの良いことしか言わない人間を、周りに置いておくと、ろくなことにならない!

 トップに立つ者には、自分とは異なる感性を受け入れる度量が必要なんだ!」

そんなことを言いつつ・・・・・

イエスマンばかりを周りに集めて、耳触りの良い言葉に酔いしれているリーダーの姿をよく見掛けます。

人はやはり、自分に賛同してくれるイエスマンが好きなんだと思います。

私もそうだと思います。

苦言を言われるよりも、褒められる方が気持ちが良いに決まっています。

ただ、それを客観的視点で対応できるかどうかが、大切なのかもしれません。

それがリーダーとしての、その人の器なのだと思います。

苦手な人間に対して、蓋を閉めるだけの対応をしているリーダーにならないでおきましょうね。

・・・・・・・・・・

あるサービス業の社長は、社員からの苦言を受け入れる人でした。

耳の痛いことも傾聴していました。

また、自ら社員に対して意見を求めることも多々ありました。

その会社の取締役人事部長は悪いことは悪いと言うタイプで、かなり辛辣な意見も述べていました。

そんな取締役人事部長に、

「いつも気づきをありがとう!

 君には色んなことを気づかされるよ!」

そんな言葉を贈っていました。

その取締役人事部長が、ある日突然に退職することになったのです。

独立起業をするということだったので、社長は快く送り出したのですが・・・・・

後に、こんな話をしてくれました。

「彼が退職をするということは、社内に大きな問題があるということです。

 それを調べると問題が山盛りになって出てきました。

 彼は会社を辞めてからも尚、私に気づきを与えてくれていたんです。

 ありがたい存在でした。」

器の大きな社長です。

あなたは部下からの苦言に、耳を傾けていますか?

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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