社員研修ブログ（９１５号）上司が親で、部下が子ども
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とある会社の社長がいました。
その社長の会社では、社員がイキイキと働いていました。
社長が褒め上手だというのが、その理由の一つです。
その社長は言っていました。
「できたから褒める！
それが自然な様ですが、リーダーはそれでは足りないんですよ。
リーダーは・・・・・
チャレンジしたら褒める！
やり始めたら褒める！
そして、
その途中経過を褒める！
もう、動き出したことそのものを賞賛するんですよ。
それくらい仕事で動いてくれるというのは、有り難いことですからね。
それくらい褒められて丁度良いくらいですよ。」
そうですね。
立って歩き始める頃の子どもに対するのと同じですよね。
「あらら！もう立とうとしてるわ！
凄いわね！」
「あら！もうすぐ立てそうじゃない！
頑張れ！頑張れ！」
「あらま！こけちゃったの！もう少しだったのにね！
でも、もう立てそうよ！」
「立った！あなた！この子立ったわよ！
凄いわ！もう立てる様になったのね！
ママ！嬉しいわ！」
ということです。
リーダーは、子の成長を見守る親と同じなのです。
そして、親は子どもにチャレンジをさせるために褒めている訳ではありませんよね。
心からの愛情で褒めています。
上司も同じです。
部下を動かすために褒めても見透かされてしまうだけです。
また、従業員は赤ちゃんの立場からのスタートになります。
赤ちゃんが立とうとする時に、
「立つことができるかな？
自信がないな。
やめとこうかな？」
なんて考えないですよ。
ただ、立とうとするだけです。
こけた時も、
「失敗してしまった！
俺は立つことができるんだろうか？
立てなかったらどうしよう？」
なんて考えないですよ。
ただ、立とうとするだけです。
なのに、大人になると偉そうにしているのに、余計なことを考えて、チャレンジをやめてしまう！
元々は大いなるチャレンジャーだったのに！
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