社員研修ブログ（１０３５号）不平等というもの

第１４１回　心のビタミン剤です。

この世の中は、平等だと思いますか？

それとも、不平等だと思いますか？

私は不平等だと思っています。

金持ちの家に生まれてくる人もいれば、貧乏の家に生まれてくる人もいます。

健康に生まれてくる人もいれば、病気を背負って生まれてくる人もいます。

しかし、この不平等というものから、多くの学びや思いやりも生まれてくるのも事実だと思っています。

平等ではないからこそ、自分の努力次第で報われる可能性があります。

自分の頑張りが認められる可能性があります。

他の人の夢は叶わなくても、自分の夢が叶う可能性があります。

また、身近にいる不平等と闘う人たちから、多くの学びを得ることができます。

例えば・・・・・

小学生のクラスの中に、目の不自由な子がいれば、遊びの時にはそのことを知った上で遊ぶという、人を思いやる心を教えてもらえます。

ドッジボールをした時には、その子の見えない場所からボールを投げるのはダメだよな！と・・・・・

足の不自由な子がいれば、遠足に行った時の歩くスピードに気を遣ってあげるとか、荷物を持ってあげるといった、人を思いやる心を教えてもらえます。

また、自分が不平等な立場になったならば、人の優しさや温かさを知ることができます。

それを、人は平等だからと・・・・・

体の不自由な人ばかりのクラスを作り、健康な人ばかりのクラスを作る。

これは、いかがなものか？とも思ってしまいます。

確かに重度の病気の場合は、専門のクラスや学校に行く方が良いこともあるかもしれませんが・・・・・

健康な者も、病気を抱える者も、共に生きる社会を作っていきたいものです。

そして、不平等ということは、自分の頑張り次第で、何かを成し遂げることができる可能性があるということです。

頑張った者も、頑張らなかった者も、同じ報酬を得て、同じ環境の人生を生きる・・・・・ということはないのです。

頑張らずに富を得ている人はいます。

自分は何もないのに・・・・・それは不平等です。

不平等だからこそ、これから自分が富を得る可能性があるのです。

私は、そう考える様にしています。

世の中を見て、不平等だ！と嘆いていても何も変わりません。

自分が不平等な立場にいるからこそ、何かを成し遂げられるのです。

不平等な世の中をそう捉えて、今日も一日、楽しく挑戦していきましょう！

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