社員研修ブログ(1083号)無理矢理にテンションを上げない研修
こんな研修を受講したことはありませんか?
研修の最後に講師がこんなことを話したりします。
「みなさん、今回の研修は感動して、たくさんの涙を流しましたね!
素晴らしい研修でした!
この研修はみなさんの人生にとって宝物です!
この日のことを、会社に戻ってからも忘れないで下さい!
今のみなさんなら、どんな困難が訪れても打ち勝てます!
どんな壁でも乗り越えることができます!
つまずきそうな時は、この研修のことを思い出して下さい!
この涙のことを!
この仲間のことを忘れないで!
これからの人生を突き進んで下さい!」
受講生は大粒の涙を流し、テンションがマックス状態で帰路に着きます。
しかし、人間というのは心も体も元の状態に戻ろうとします。
病気になれば、元の健康な状態に戻ろうとします。
心も同じで、上がり切った気持ちも平常心へと戻ろうとします。
そして、一日一日テンションは平常に向かいます。
それを “安定化志向” といいます。
結果、あの研修は何だったの?
という状態になってしまうのです。
その講師は嘘を話してはいません。
「今のみなさんなら、どんな困難が来ても打ち勝てます!」
そうです。
「今のみなさんなら」の話で、家に帰れば今のみなさんではいられないのです。
健気な人は、日常に流されて大切な気持ちを忘れてしまう自分が悪い!と自分を責め、再び研修を受講したりします。
そして、一週間も経つと再び元に戻ってしまう。
そんなことを繰り返してしまうのです。
テンションが上がった時に「やろう!」と思ったことは、長く続きません。
テンションが平常に戻ると、「やろう!」という気持ちは消えてしまいます。
逆に平常心の時に、「やろう!」と決めたことは長く続く傾向にあります。
平常心の時に決めたことなので、平常心でできるのです。
テンションが上がっている時に決めたことは、テンションが上がらないとできないのです。
平常心で淡々と継続した方が、「習慣」にしやすいのです。
変に気負うことなく!
力まず!
自分がやれることを淡々とやる!
それが大切なのだと思います。
研修において、日常と非日常をきっちりと線引きされたものも少なくありません。
そんな研修では、非日常は非日常、日常は日常となり、学びが日常生活に活かされにくいと感じています。
研修は研修という感じです。
野外研修では施設に着いてから、少しずつ非日常に入っていきます。
一日の終わりには、どっぷりと非日常の中に浸ります。
そして、最終日には少しずつ日常に戻り、日常の自分として研修を終えます。
それが野外研修の特徴でもあります。
なので、研修中に無理に自分を演じる必要はありません。
素のままで良いのです。
楽しければ笑えばいいし、迷っているのなら考えればいいのです。
どうすれば、このプログラムをクリアできるのだろうか?
自分のやれることをしていれば、クリアできてしまうのです。
日常生活もそれと同じなのでしょう。
変に力を入れず、淡々と!
そう淡々と!
あなたは大切なことは平常心の時に決めていますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)