社員研修ブログ(1212号)グループホーム(知的障害者)での気づき Vol.7
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前回はお手伝い好きの健ちゃんの話をしました。
その健ちゃんは、お手伝いをしている最中や終わった時に「かしこ!」と言っています。
幼少期にお手伝いをすると「健ちゃんはかしこいね~!」「お手伝いをしてくれて、かしこいね~!」なんて言われていたのでしょうね。
完全な想像ですが・・・・・
現在の健ちゃんを見ながら、過去の健ちゃんを想像してみたりしています。
知的障害者と言っても、人が話している言葉は理解しています。
「かしこいね~!」と褒めてもらえるのが嬉しかったのでしょう。
今のお手伝い好きは、そこから来ているのかもしれません。
「かしこ!」「かしこ!」と言いながらお手伝いをしてくれる健ちゃんに私も言います。
「かしこいね~!」
「健ちゃん、かしこいね~!」
すると健ちゃんも「かしこ!」「かしこ!」と返してくれます。
ある日私が洗い物をしている時に、健ちゃんが掃除機をかけてくれていました。
掃除機をかけ終わった健ちゃんが、いつも通り「かしこ!」と言っています。
すると、私の後ろに立って「かしこ!」と言い始めました。
何度も後ろで「かしこ!」と言うので振り向くと・・・・・
軽くお辞儀した姿勢で「かしこ!」と言っているのです。
意味が分からず「かしこいね~!どうしたん?」と聞くと・・・・・
「かしこ!」と言いながら、自分の頭のなでたのです。
そうか!頭をなでなでしてほしいのか~!
それに気づいて頭をなでてあげながら「かしこいね~!」と言ってあげました。
すると満面の笑顔で「かしこ!」と言いながら嬉しそうにしていました。
お母さんに頭をなでてもらいながら、「かしこいね!」と言ってもらいながら育ったのでしょう。
40歳前半と言っても、話すことやすることは五歳児くらいです。
五歳児なら母親から褒められるのは嬉しいものです。
「なぜ、こんなことくらいのことができないの!」と叱られて育ったのではなく、できたことを褒められて育ったんでしょうね。
それが嬉しかったので、何度も嬉しくなりたくてお手伝いをしてくれているのかもしれません。
ブログなどにも書きますが、
「褒めてもらうために何かをするんじゃないよ。
自分がやりたいことをやった結果、褒めてもらえることがあるだけ。
褒めてもらうことを目標にするんじゃない!」
なんて説教をすることがあります。
しかし、健ちゃんを見ていると・・・・・
褒められて嬉しくなって喜びを感じる。
そのために楽しくお手伝いをしようとする。
それで良い!それで良いよ!
自分が嬉しくなりたいからそれをする!それで良いよ!
そんなことを思いました。
(つづく)
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蔀 晋輔(しとみ しんすけ)