上司の役割
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
心が燃えて熱くなった時に、感情を剥き出しにして表現する人。
派手に表現はしないけれど、燃える想いを胸に秘めている人。
人のタイプは幾通りもあります。
同じ燃える心を持っている人でも、素直に燃えられる場所と燃えられない場所、これも幾通りもあります。
どれが良いとか悪いとかではないのですが・・・・・
あるエピソードを紹介します。
かつての私の上司であった、とある部長の上司振りについての話です。
A店に勤務していた時は情熱的に勤務していたのに、B店に転勤すると静かになってしまった社員がいました。
その状況を見た部長は、B店の店長に対してこんなフィードバックを行ないました。
「店長が、彼の情熱に火を点けられていないのではないか?」と。
C店で、人事関係を担当していた時は燃えていたのに、メンテナンス関係を担当させると静かになってしまった社員がいました。
その状況を見た部長は、店長に対してこんなフィードバックを行ないました。
「適材適所になっていないのではないか?」と。
D店の一般社員のAさんは、自分の感情を素直に表現できるストレートなタイプでした。
そしてBさんは、自分の感情を表に出さないタイプでした。
二人の上司である店長は、どちらかというと素直に感情を表現するAさんをひいきにしていました。
何かを指示した時には、Aさんは「やります!きっちりやり遂げます!」と返事があるので指示を出しやすかったのです。
Bさんは逆に、「はい!」と言って、淡々と業務をこなすので、店長としては物足りない感情を抱いていたのです。
その状況を見た部長は、店長に対してこんなフィードバックを行いました。
「社員の表面だけを見て判断するな!実務を見てみろ!二人に差はない!」と。
その部長が私に言っていたことを思い出します。
「人によって、熱さの表現方法は異なるから、上っ面だけを見ずに内面をよく見ろよ!」
「人は燃えられる環境と燃えられない環境があるから、上司は常に部下が燃えられる様に気を配れよ!
部下が燃えることができないのは、上司が悪いんやと思えよ!」
そんな風に言っていました。
今思えば、役職者よりも一般社員への心配りを大切にしていた部長でした。
また、部下の問題は上司にあると、常に自分に矢印を向けている部長でした。
上司って、難しい・・・・・
私はどんな上司だったのだろうか?と、自分を鑑みています。
んん!未熟者め!
人は自分の力を発揮できる環境と、発揮できない環境があります。
力を発揮できる環境を作ることが上司の役割なのかもしれませんね。
あなたはどんな環境を作っていますか?
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野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)