謙虚と言い訳の混同
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
店の問題点をピックアップしている時に、こんな反応をする店長がいました。
「いやー!すべて自分が悪いんですよ!
自分がまだまだなので、こんな問題になっているんですよ!」
「本当に自分は未熟者なんで、そういったこともできていないんですね!
部下からも、まだまだ信頼されていないんですね!
もっと、頑張らないと!と思っています!」
という様な、返事というか反応なのです。
ある意味、謙虚なのですが・・・・・
それを聞く度に、上司である部長は苛立っていたのです。
その店長は、素直に自分の非を認めるという素晴らしい面を持っているのですが、それをオープンに言い過ぎていたのです。
部下やアルバイトスタッフたちからも、「ああいう発言をしてほしくない!」という声が挙がりだしていました。
それを、聞いた店長は、
「本当に自分は駄目ですね!
私が悪いんです!」
と、同じ様な発言をしたのです。
そして、とうとう、それを聞いていた部長が怒鳴りだしてしまいました。
「お前が言うてるのは、謙虚でも何でもないぞ!
自分が悪い!ということで、問題を解決してしまってるだけやないか!
店の問題点は“店長が悪い!”で終わって、何も改善されてないやないか!
それは、謙虚やなくて言い訳や!」
と。
その後は、冷静な口調で・・・・・
「あんな、店長が未熟であろうと百戦錬磨の達人であろうと、そんなことはどうでもええんや!
大切なんは、今やれることをきっちりとやることだけやねんな!
それを、僕のせいです!って、言うてもうたら、次の改善につながらんし、ある意味、店長が悪いから仕方がない!って言うてるだけになるやろ!
きつい言い方をしたら、自分の立場を守るための発言でしかないぞ!
自己防衛本能が働いてるだけにしか見えへん!
それを、部下にも見透かされとるんや!
僕がまだまだです!って言う前に、改善につながる行動をしていかんと!
僕が悪いんです!で、問題解決なんかするなよ!
自分に矢印を向けるのは良いけど!
それよりも大切なんは、みんなで問題点を共有して、みんなで解決できる様に取り組むことやぞ!」
と、話し続けました。
この時ばかりは、店長も「私が未熟なんで・・・・・」という発言はしませんでした。
その店長は、その日から“私が悪いんです!”という言葉は、禁句になったのでした。
そう言えば、子どもの頃・・・・・
悪さをして先生に叱られた時に、
「すべて僕が悪かったんです!すいませんでした・・・・・」
と言うと、いつも短い時間で許してもらえていたので、その言葉を多用していたのを思い出しました。
私も、自己防衛本能が働いて、無意識ではなく意識的にそんな発言をしていたんですね。
あなたには、謙虚と言い訳を混同させている部下はいませんか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)