おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

昔の話ですが・・・・・

社内のチームワークを強固なものにし、従業員が一致団結して働いている会社を築き上げた社長の話されていた内容です。

あなたは、どう思われるでしょうか？

「企業は宗教組織にならなあかんねや！

　宗教というとな、人をだまして金を寄付させたり、詐欺まがいなことをしているところがあるから、イメージが悪くて、えっーーー！！？？って思うかもしれんけどな！

　信じるものがあってな、それを頼りに生きていくことは素晴らしいことなんやぞ！

　会社を信じてな、その会社のために安心して頑張れるって凄い幸せなことやろ！

　安心して生活をして、安心して仕事もして！

　そんな企業にならなあかんねや！

　ある意味、社長は教祖様やけどな！

　ああいう胡散臭い洗脳集団の教祖ではなくてな、従業員たちに誠心誠意もって向き合ってな！

　信頼してもらえる教祖様や！

　お布施や寄付とかとちがって、給料というお金はこっちが払うんやから！

　そういう意味で、企業はある意味の宗教にならなあかんねや！」

と、いう内容でした。

これは、それぞれの考え方なので正しいも間違いもないと思います。

私もその考え方は間違っていないと思います。

ただ、バランスが大切だな～！とは思います。

教祖的な立場の経営者も見てきました。

その要素が強すぎると・・・・・

・イエスマンばかりを育ててしまう！

・社長以上の人物が育たない！

・上層部と末端の社員の温度差が大きくなる！

といった弊害がありました。

また、その要素が弱すぎると・・・・・

・社員間のベクトルがバラバラになる！

・挑戦意欲に欠ける組織風土となる！

・義務的に働く人物が多くなる！

といった傾向に陥りがちになると感じます。

黒でもなく白でもないグレーで、黒に近いグレーや白に近いグレーが入り混じっている組織の方が良いのかもしれませんね。

そういえば、教祖様の存在になろうと努力していた社長もいたことがあります。

オーナー社長ではありませんでしたが・・・・・

一部の社員からは神輿を担いでもらいながらも、一部の社員からはまったく信頼されていない状況になり、組織としてはまとまりのない状態になってしまいました。

教祖様的存在というのは、なろうとしてなれるものではないのでしょうね。

あなたが企業の社長なら、どんな組織作りをしていきますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）