社員研修ブログ(663号)部下へのねぎらい
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
その店長は感動していました。
それは、社長に対して企画提案をした時に・・・・・
社長が企画書をのぞき込んで、
「うん!うん!うん!」
と、相槌を打ちながら聴いてくれたからでした。
その店長の前職での社長は、説明の途中で説教が始まり、言いたいことの半分も言えずに、常に論破されていたそうです。
話を聴くだけで、社長は店長を感動させていたんですね。
聞き上手な上司って、良いですよね!
結果的に否決されたとしても、部下の心には満足感が残るのだと思います。
その社長は部下のスキル不足に対して怒ったことはないそうですよ。
こんな内容の話をしていたことがあります。
部下の仕事が、そんなにレベルの高いものではない場合。
あるいは、成果は出ていないが一生懸命取り組んでいた場合。
昇格させてあげることはできないけれど・・・・・
給料を上げてあげることはできないけれど・・・・・
ハグをしながら、褒め称えてあげることはできないけれど・・・・・
部下が喜ぶようなことを、してあげられないけれど・・・・・
いたわってあげることはできるんです。
だから、私はいたわってあげられる様に心掛けているんです。
ということでした。
“部下へのいたわり”
忘れがちになっていませんか?
賢人は、犯罪者をもいたわることができるそうです。
犯罪者ですからね。
褒めることはできません。
けれど、いたわることはできるんですね。
「そうか!
君はそうせざるをえないというところまで、追い込まれていたんだね!
苦しかったんだね!」
と・・・・・・・・・・
そこから、反省と後悔の念が生まれてくるそうです。
部下が何かを成し遂げたから褒める。
成し遂げられなくても、その苦労をいたわってあげる。
そんなことが大切なのかもしれませんね。
あなたは部下をいたわっていますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)