おはようございます。

社会人の青春！　蔀（しとみ）晋輔です。

とある店長がいました。

その店長は“部下は褒めて育てる！”ことが、大切だと話をしていました。

その店長からの依頼で、部下たちのヒアリングをすることになりました。

そこで出てきた言葉は・・・・・

「店長の褒め方は白々しい。」

「店長に褒められても嬉しくない。」

「店長に褒められると、何かさせられると感じてしまう。」

といった言葉でした。

その後の店長への面談でフィードバックをしたのですが・・・・・

その時の店長の言葉は、

「一生懸命に褒めているんですけど、見透かされてしまってますね・・・・・」

でした。

・・・・・・・・・・

“何を言うか？　よりも、

　何を想って言うか？　が、大切！”

最近、改めてこの言葉を聞いて、「そうだよな〜！」なんて痛感しています。

部下を褒める時に、心からの気持ちで褒めていますでしょうか？

褒めておだてれば、機嫌良く動いてくれるから！

褒めてあげれば、モチベーションが向上するから！

褒めることで、自分への好感度が上がるはずだから！

そんなことを考えながら、部下を褒めたりしていませんか？

私は、そんな下心をもって褒めていたことがあります。

もちろん、そんな言葉が部下の心に響くことはなく・・・・・

機嫌を取るために褒めてきている。

やる気を出させようと褒めてきている。

好かれようと思って褒めにきている。

部下は敏感に察知して、上司の心を見透かしているものです。

褒める時もそうですし、叱っている時もそうです。

そこに愛情があるなら、その愛情は伝わると信じています。

その時には伝わらなくても、月日が経てばいつかは伝わる日が来ると・・・・・

・・・・・・・・・・

自分はその部下に対して、どんな気持ちを持って、どんな眼差しで見つめているのか？

まずは、そこを自覚することが大切なのかもしれませんね。

あなたは部下を愛せる自分になれていますか？

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株式会社シナジーアーク　代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会　西日本エリア統括兼関西支部長
蔀　晋輔（しとみ　しんすけ）