信頼・情熱・論理の優先順位
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
以前の飲み会で、リーダーとして、信頼・情熱・論理はどの順位で大切なのか?という話をしたことがあります。
人それぞれの意見があって面白いですね。
私の考えは、信頼>情熱>論理です。
あなたの考えでの順位はどうでしょうか?
昔の経営者でよく見るタイプに、論理は二の次、情熱と勢いで突っ走れ!タイプがあります。
成功例としては、突っ走っている間に失敗もし、そこから学びながらも走り続け、結果として論理は組み立てていないけれど、論理は後付できる結果を招くパターンがありますね。
鼻が利く!という感じでしょうか?
失敗例としては、突っ走っている間に失敗もし、そこから学ばず失敗したままの状態で突っ走り、結果として失敗すべくして失敗してしまうパターンがあります。
勘に頼りすぎ!という感じです。
次に後継者にもよく見るタイプに、論理優先のタイプがあります。
成功例としては、とても勉強し論理を組み立て、現場の状況も把握しながら、社員と共に情熱的に店舗運営しているパターンです。
文武両道!という感じです。
失敗例としては、とても勉強し論理を組み立てるのが上手なのですが、その論理通りに部下を動かせていないパターンです。
部下のモチベーションを上げるというよりは、しなければならないからしなさいという、
机上の論理!になってしまっているというパターンです。
私の個人的考えを述べると・・・・・
鼻が利くタイプ!
私はこのタイプのリーダーが大好きです。
論理はないけれど、必ず成功する様に協力をしようと思い、モチベーションが上がります。
リーダーの足りない面は自分が補うぞ!という使命感が沸いてきます。
勘に頼りすぎるタイプ!
私はこのタイプも嫌いではありません。
権限委譲してもらえる様に努めていくと思います。
その勢いは保ったまま、方向性を見直したいと思うでしょうね。
文武両道タイプ!
上司としては理想系です。
情熱があり、戦略もあり、もうこの人についていって自分も成長していきたいと思うでしょう。
机上の論理タイプ!
戦略を語られても、「君がしたら?」と思ってしまうでしょうね。
徹底的に喧嘩をするか、職場を去っていくか、どちらかになると思います。
まあ、論理よりも情熱を優先するのが私です。
その前提条件として、信頼が最も大切だと思っています。
信頼していない人が、いくら情熱を持って、素晴らしい論理を組み立てていても、協力したいとは思うことはないでしょう。
仕事だから、指示には従いますけど・・・・・というのがほとんどだと思います。
ですので、私の価値観は、
信頼>情熱>論理
が結論となります。
信頼されていない人がいくら正しいことを言っても、周りの人を動かすことはできないものです。
しかし、おかしなもので、信頼されている人が間違ったことを言ったとしても、周りの人を巻き込んでしまうことがあります。
よく言われる言葉ですが、正しい、間違いで人は動くのではなく、誰が言ったかで人は動くかどうかを決めるのです。
※どんなに信頼していても、間違ったことを言った時には「間違いです!」と言えなくてはなりませんが!
あなたの価値観では、どんな順位になりましたでしょうか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)