社員研修ブログ（１００６号）小さな成功体験
人財育成において、部下に必要な体験があります。
それは成功体験です。
“小さな成功体験”でいいのです。
何かを作り上げることでもいいでしょう。
何か一つ行動に移すことでも構いません。
大きな壁ではなく、小さな壁を乗り越えることを体験させるのです。
そこで自信を培い、より大きな成功を目指していくのです。
子育ても同じですよね。
子どもがいきなり走れるようにはなりません。
まずは立ち上がるという成功があります。
それを見て親が喜び褒め称える。
子どもも嬉しくなり何度も立ち上がり、ヨチヨチ歩きができる様になる。
それらを繰り返し、歩ける様になって走れる様にもなっていくのです。
立ち上がれない子どもに、いきなり走らせようとはしないですよね。
そんなことを要望すると、子どもは立ち上がることもできないかもしれません。
それと同じですね。
部下を鍛えるためにと、いきなり大きな壁を作ってしまうと自信を無くしかねません。
まだまだ経験のない頃は “自信を持たすこと！” が大切です。
あるサッカーチームでの話です。
本番でシュートを決めやすくするために、練習で本物よりも小さなゴールネットで練習をしていました。
練習で小さなゴールネットに慣れていたなら、本番の試合では大きく感じてゴールしやすくなる。
そんな考えからでした。
そして迎えた本番。
選手たちはシュートを決めることができませんでした。
思い切ったプレイもありません。
試合は敗北。
敗北の理由は・・・・・
選手たちは、練習ではなかなかシュートが決まらず、自信を無くしてしまっていたのです。
自信のないまま試合に臨み、自分の打ったシュートが決まる気がしなかったのでした。
技術も大切ですが、メンタルも大切だということです。
選手のレベルに応じたトレーニングが必要ということです。
まずは、自信を与えること。
これもリーダーの大切な役割なのです。
あなたは部下に小さな成功体験を積ませ、自信を持たせていますか？
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