社長の何気ない言葉
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
今日はとある一般社員が、「感激した!」というエピソードをご紹介します。
その一般社員の一日の業務は、店舗でのお客さん対応がメインです。
自分が接客をしながら、アルバイトスタッフの指導もして・・・・・という感じです。
その社員は、その店舗での業務が楽しく充実した日々を送っていました。
いつも笑顔でお客さんと接し、額に汗を流しながら一生懸命に働いていました。
会社からの評価も高く、上司からも褒められることが多くありました。
そんなある日、社長と二人で食事に行くことになったのです。
社員は心地良く緊張しながらも、一緒に食事をして、話ができることに喜びを感じていました。
そして、社長と二人で、こんな会話をしたそうです。
「お疲れさん!
今日は〇〇君には、ゆっくりと食べてもらおうと思ってな!
いつも頑張ってくれてストレスも溜まってるやろから!
不満もあったら色々言うて発散してくれな!」
「えっ!?
僕は毎日楽しく働いているので、ストレスなんか無いですよ!」
「何言うてるねん!
いつも、あんな一生懸命動いてな!
お客さんと笑顔で接して、時には嫌なことも言われて・・・・・
それでも、笑顔で対応してな!
それでストレスが無いわけがないやろ!
自覚症状が無いのはええことやけどな!
まあ、今日は思う存分飲み食いしてや!」
「ありがとうございます!」
ということでした。
日常の何ともない会話に聞こえるかもしれませんが、その社員の心には非常に響く会話だったのです。
楽しみながら働いている自分なのに、それでもストレスが溜まるから、それを発散してもらおうという心遣い。
その思いだけで、一般社員のストレスは消え去り、明日からまた頑張るぞ!という心のエネルギーが充電されたのでした。
社長のちょっとした思いやりって心に響きますよね!
よく「社員のモチベーションを上げてほしい!」と言われる方がおられますが・・・・・
他人がその人のモチベーションを上げることはできないのです。
モチベーションというのは、自分で上げるものですからね。
社長のちょっとした会話や思いやりで、社員は自らモチベーションを上げる様になるかもしれませんよ。
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写真は「 Anchor(アンカー)2020年6月号取材」時の布川敏和との2ショットです。
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)