主任の憧れの店長
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
私は私ではない誰かになろうとすることよりも、良いも悪いも自分らしく生きることが大切だと思っています。
仕事においてもそうです。
誰かの真似をするのではなく、自分のオリジナリティを出すことが大切だと・・・・・
しかし、それはある程度の経験を積んでからの話かもしれません。
成長のプロセスとして、誰かの真似をして、自分よりも優秀な人物を演じることも大切なことなのかもしれません。
“学ぶ”という言葉の語源は、“真似ぶ”だとも言われていますね。
そんな成長途中の、ある主任のエピソードを紹介します。
その主任は悩んでいました。
自分の判断力の無さや、思い切りの無さを・・・・・小心者の自分が嫌で仕方ありませんでした。
その主任が尊敬しているのは自店の店長です。
主任から見ると、店長は判断力があり、決めたことには迷うことなく突き進む行動的で意志の強い店長でした。
ある日、店長の上司である部長と会話をする機会がありました。
そして、思い切って悩みを打ち明けることにしたのです。
「今の自分が、嫌なんです。
尊敬する店長の様になりたいんです。」
しばらく黙った後、部長はこう話し出した。
「自分が尊敬する人と同じ様な行動をしてみ!
店長ならどうするか?を、考えて、店長が取るであろう行動を取る様にしたらええから!
人間てな、なりたい自分になれる生き物やから!
憧れの人がおったら、憧れの人と同じ行動をすればええねん!
そしたらな、自分の中の何かが変わっていくから!
ただ、無理はせんとな!
あくまでも自分は自分なんで、こんな時店長やったらどうするかな?くらいの感覚で!」
と。
悩める主任は、自分を変えるきっかけを見つけられる様な気もしてきました。
そして、なりたい人になるために、尊敬する人が取るであろう行動をする様に心掛けていました。
ある日、店長と飲みに行く機会があり、お酒も入っていたので、店長にそのことを打ち明けたのです。
「僕も店長の様に、堂々と判断して、迷うことなく突き進んで行く様な男になりたくて・・・・・」
そして、店長から出た言葉は、主任に取っては意外な言葉でした。
「俺も一緒やで!
判断できずに悩んでしまうし!
決めたことでも、これで良いのかな?と不安になるし!
ただ、俺は店長やからな!
精一杯、強い店長を演じてるのかもしれんな!」
主任はその言葉で、自分が憧れる素晴らしい人でも、自分と同じ悩みがあるんだ!と気づかされたのでした。
主任は益々、店長のことが好きになったのでした。
その後、私との会話の中で・・・・・
「堂々と判断して、迷うことなく突き進んで行く店長だから好きなのではなく、店長の人柄や性格、人間性が好きだったんですね。」
ということに気づいたそうです。
みんな、それぞれに悩みながら、葛藤と闘っているんですね。
あなたは、部下と悩みや葛藤を共有していますか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)