自己変容の軌跡 Vol.24

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。

前回の「自己変容の軌跡 Vol.23」はこちら!

そんな青春ド真ん中の高校生活を過ごしながらも、心の中にはずっと孤独感がありました。

人生とは何だろうか?

私はどこに行くのだろうか?

生きる意味って何だろうか?

その答えを見つけるために、色んな経験をしようと思いました。

色んな経験と言っても、本にして出版できる様なものではありません。

色んなアルバイトをして、色んな人と出会って、色んな町に行って、色んな勉強をして・・・・・みたいなレベルです。

新聞配達・氷店・毛糸店・コピー店・イベントスタッフ(コンサート会場のスタッフやお祭りでの出店、スタジオでの舞台セット作りなど)・植木屋・土木作業・洗車・・・・・

そういった仕事をしながら、夜は大学に行っていました。(まあ、サボることも多かったですが・・・・・)

とにかく、忙しい状態になろうとしていたと思います。

一分一秒がもったいない!

ご飯を食べる時間ももったいない!

もっと生きなければ!

もっと充実させなければ!

自分の心が満たされない!

そんな感覚でした。

自分の心が満たされていないのを、何かをすることで埋めようとしていたのだと思います。

その中でも、氷店で働いたことは私の中では大きかったです。(良いも悪いも含めて!)

氷店は繁華街のど真ん中の心斎橋にあり、スナックやラウンジの鍵を預かり保冷庫や発泡スチロールに氷を入れて回るのです。

20歳前後で、繁華街の中で働くことで大人になった様な気がしていました。

喫茶店で働く同じ年の子(男子)と知り合い友達になりました。(今もつき合いがあります。)

店のママやホステスさんとも知り合いになりました。


仕事柄、たくさんの料理屋やスナック、そこで働く人たちと知り合いになれるのです。

夏休みなどの長期休みの時は、夜も氷の配達をしていました。

配達に行くと、「兄ちゃん!暑いやろ!一杯飲んでいき!」とビールを入れてくれたり!

「仕事が終わったらお店においで!」とママさんやホステスさんに誘われてご馳走になったり・・・・・

多くのお店がお友達料金にしてくれていたと思います。

そんなこともあって、夜の街の楽しさを知り遊びまわる様になっていきました。

氷店は他のバイトよりも時給が良く、実家に住んでいたので3万円程食事代を入れれば、残りはすべて小遣いです。

今よりも贅沢です。

海やキャンプに行くのも、昔は男同士だったのが、気がつけばホステスさんやボーイさんになっていました・・・・・

人生とは何か?を考えるよりも、楽しい世界で楽しく過ごすことで考えない様になっていきました。

お陰で大学は留年してしまいましたが・・・・・

人生や生きる意味なんて答えが出るはずがない!

それならば、遊べるだけ遊んで楽しむだけ楽しんでやろう!

そんな感覚になってしまったのでした。

(つづく)

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一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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