社員研修ブログ(515号)自分で自分のタイプを変えないで!
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
元々の私は右脳派で、理論派タイプではなく感性派タイプです。
それが20歳前後の頃に、無理に理論派タイプになろうとしていた気がします。
物事を論理的に捉えることは苦手ではありませんでした。
理屈っぽいヤツと言われたかった!という気持ちもあったのでしょう。
また、就職をしてからは何かを提案する時には、その根拠を求められる様になりました。
その根拠を説明するために理論を組み立てて・・・・・
それも苦手ではありませんでした。
そして、学生時代はバカで何か分からないが面白いヤツ!と言われていたのが、理論的で賢いヤツと言われたりする様になりました。
それが気持ち良かったのですが・・・・・それが原因で様々な失敗をしてきました。
仕事をする時も、ビジネスとして業績を上げるため!という観点ではなく、議論をして相手を負かすため!という観点で出勤していた頃もありました。
自分と異なる意見を言われると、議論でその意見をぶった切る人がいます。
私はまさしくそんな嫌なヤツでした。
元々が感性派タイプなので、そういったことにも限界を感じ疲れも感じていたと思います。
何か大きな出来事があった訳ではないのですが、数々の失敗を繰り返しながら、小さな気づきと学びを得てきたからでしょうね。
今は無理に飾ることなく、ちょっとおバカな感性派タイプとして生きています。
理論だけでチーム作りはできないと肌で感じる様になりました。
その結果、私が開催する研修も論理的にスキルを学ぶものは減っていき、心や体で感じることでの気づきや学びを得る研修が多くなっていきました。
まあ、2020年はコロナ禍の影響でほぼ失業中でしたが・・・・・涙
話を戻します。
私は、今では勝ち負けを競う様な議論はすべきではないと思っています。
その議論で勝っても、気持ちいいと勘違いしている自分が残るだけです。
負けた方は傷付いた自尊心を抱え、チームとしてはパワーが低下していきます。
チームを組織と言い換えても良いと思います。
社員間での議論は大切ですが、お互いに承認し合うこともなく、言い負かした!負かされた!という議論は不要です。
議論して勝っても、そこに信頼関係は生まれないのです。
議論は、自分と異なる意見を受け入れ、議論している人間一人では生み出せない成果を、生み出すためにするべきだと思っています。
それでこそ、チーム、組織としてのパワーが向上するのです。
そこには信頼関係が築かれていきます。
“愛は心を受け入れることから始まる!”
誰かの言葉ですが、私はそう信じています。
ミーティングで、誰かのアイディアを笑いにして終わらせたり、論理でぶった切っただけで終わらせていないでしょうか?
別の切り口で異なるスパイスを加えると、笑いにはならない!ロジックもしっかりとしたアイディアにステージアップすることもありますよ。
あなたは、そんなもったいないことはしていませんか?
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)