社員研修ブログ(1206号)グループホーム(知的障害者)での気づき Vol.6
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勇君と同じ事業所Aに健ちゃん(40代前半)がいます。
見学の時に健ちゃんを初めて見た時には、世話人の方なのか障害者の方なのか分かりませんでした。
それくらい見た目はしっかりしています。
しかし、片言の言葉しか話すことはできません。
「こんにちは!」と挨拶をしても、誰この人?みたいな表情をしていました。
そんな健ちゃんは家事が大好きです。
世話人の仕事の中で、各部屋を掃除機で清掃するのですが、それは健ちゃんがすべてやってくれます。
掃除の時間になると「掃除機!掃除機!」と言って、掃除機を出すとせっせとお手伝いをしてくれます。
実際には「掃除機!」ではなく「ドウジキ!」という発音ですが・・・・・
最初は「同時期?銅磁気?陶磁器?」みたいな感じでしたが、今ではすぐに「掃除機」だと分かります。
洗濯も利用者毎に行います。
4名の利用者なので、作業所から帰宅してお風呂に入る時、朝起きて着替えた時に着ていた服を個別に洗濯します。
それ以外にタオルなども洗濯をするので、一日10回以上は洗濯機を回している状態です。
その時も「デンダグ!」「デンダグ!」と言ってきます。
最初は「電卓」と聞こえ、電卓で遊びたいのかな?なんて思いましたが、「洗濯」のことだったのです。
利用者さんの服が入っているところに洗剤を入れてあげると、健ちゃんがボタン操作をして洗濯機を回してくれます。
そして洗濯が終わると、各部屋に干してまでくれるのです。
洗濯が大好きなんですね。
終了まで5分前くらいになると、洗濯機の前でじっと待っています。
1分前になると洗濯機の扉に手を掛けて、終了と同時に洗濯物を取り出し干しに行ってくれます。
自分が部屋でくつろいでいる時も、私が洗濯機を回して終了の音が「ピー!」と鳴ると、部屋から大急ぎで出てきて洗濯機を開けて洗濯物を干してくれるのです。
こんな面倒臭いことが大好きなんですね。
掃除と洗濯です。
世話人としては非常に助かりますよね。
まあ、仕上がりの確認をする必要はあるのですが、それでも助かります。
日常の中で、こんな大好きなことがあるっていいですよね。
料理を作るのが大好きだとか、整理整頓をするのが大好きだとか。
何かを洗うのが大好きだとか、掃除が大好きだとか。
私たちは義務感だけで生活をしていないだろうか?
同じ今日という一日を過ごすなら、義務感からではなく、健ちゃんの様に家事を楽しみながら過ごしたいな!
そんなことを思いました。
(つづく)
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)