社員研修ブログ(1159号)ディズニーランドに学ぶ②

おはようございます。

社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。


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今日もディズニーランドから学びましょう。

サービス業に関わる方に、「仕事をしていて嬉しいと感じる時はどんな時ですか?」と質問をすることがあります。

お客さんに「ありがとう!」と言われた時だ!と答える方が結構おられる様に感じます。

私もパチンコ店で働いていた頃は、その「ありがとう!」の言葉でモチベーションが上がったのを覚えています。

これって、ディズニーランドでも同じだそうですよ。

そこにはキャストの心に、「自己有用感」が生まれるからだそうです。

自分はゲストの役に立てたんだ!

自分は人から認められているんだ!

自分はこの場所に必要とされているんだ!

という様な感覚だそうです。

また、少しテクニック的な話になりますが・・・・・

「ありがとう!」を引き出す仕組みもあるそうです。

それは“3つのGive”と言われるもので、

1.ゴミを拾いましょう

2.写真を撮ってあげましょう

3.案内をしてあげましょう

というものだそうです。

a step(一歩)・・・・・一歩踏み出して、目の前のゴミを拾いましょう!

1 finger(人差し指1本)・・・・・写真を撮ろうとしているゲストがいれば、人差し指でシャッターを押してあげましょう!

a call(一声)・・・・・キョロキョロしているゲストがいれば、声を掛けて案内しましょう!

ということです。

しかしながら、この仕組みをテクニックとしてだけで行っても、「ありがとう!」の数は増えない様に思います。

パチンコ店で働いている時もそうでした。

ルーティン業務として、流れ作業の様にパチンコ玉の入った箱を交換したり、出玉を交換してレシートを手渡したりしているだけのスタッフは、あまり「ありがとう!」の言葉をもらえない。

しかし、普段から一生懸命に働き、お客さんと一生懸命に接しているスタッフは、同じことをしているのに「ありがとう!」の言葉をたくさんもらえる。

たくさんもらえるので、嬉しくて働くことが楽しくなる。

そんなプラスのサイクルになっていきます。

居酒屋でも同じです。

ビールや料理を運んできて、「ありがとう!」と言われるスタッフ。

逆に言われないスタッフ。

そこには業務としての行動以外の、個人の取り組み姿勢や想いが反映しているのでしょうね。

今日は書きませんが、ディズニーランドでは、そのテクニックだけにならないための、様々な研修や上司からのフィードバックがあるのですよ。

あなたの部下は、テクニックだけの接客になっていませんか?

(つづく)

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株式会社シナジーアーク 代表取締役
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蔀 晋輔(しとみ しんすけ)

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