残念な昇格
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
残念な昇格というものがあります。
店長職時代はチームをまとめ、それなりの成果を出していたのに・・・・・
そこを認められ、部長職になったとたんに力を発揮できなくなるというパターンです。
野球に例えると、自分がマウンドに立って、メンバーを引っ張って試合をする時には力を発揮できていたものが・・・・・
マウンドに立つエースではなく、監督という立場になったとたんに力が出せなくなってしまうのです。
よくあるパターンが、自分がマウンドに立とうとしてしまうパターンです。
この失敗は私もしたことがあります。
まだまだ新任店長が心もとないので、ついつい口を出し過ぎてしまう・・・・・
新任店長を飛び越して、部下に指示を出してしまう・・・・・
監督自らがマウンドに立って、試合をしようとしてしまうのですね。
ここで大切な心構えは、
一流のプレイヤーがリーダーになった時には、リーダー一年生であるということを自覚すること!
かつての私は、こんなアドバイスをもらったのを覚えています。
当時の上司からは、それはそれは痛いフィードバックをいただきました。
ただ、それを自分の至らなさだと受け止められたのは良かったと思っています。
心は痛かったですよ。
自分と向き合うというのは心が痛いものですから。
・・・・・しかし、残念ながら自分と向き合えない人もいます。
自分と向き合えていない人は、すべてを会社や部下の責任にしてしまいます。
部下の能力が低いから!
会社は何も分かっていないから!
社長が悪いから!
という様に・・・・・
そして、理屈で自分を正当化するのですが、周りは「そうですね!」と言いながら哀れみの目で見ている。
裸の王様状態です。
しかも、そのことに本人は気づかない。
結局、チームの結束を乱してしまう存在になってしまうのです。
自分と向き合うのは痛いですが、痛いフィードバックを自分の糧にできるかどうか?
その姿勢が未来を変えるのかもしれませんね。
あなたは、痛いフィードバックを受け止めていますか?
野外研修・人材育成・社員教育・風土改革・組織改革・研修
社会人の青春!!野外研修と「スクールプロセス型」人財育成
株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)