社員研修ブログ(1111号)アルプスの少女ハイジに学ぶ⑧
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ハイジやペーター、クララのおばあ様もクララが歩ける日が来るのを待っていた。
時にはクララを追い詰めてしまい、プレッシャーを与えることにもなっていた。
それに耐えきれず、クララは歩くことをあきらめかけていた。
そして、フランクフルトに帰りたいと言い出してしまったのだ。
泣きながら・・・・・
おんじはクララに言った。
「クララ、もう泣くな。
誰もお前を責めてはいない。
ただみんな、せっかちなんだ。
ハイジもペーターも、それにおばあ様も。
クララに一日も早く立ってもらいたいと思っているんだ」
おんじがそう言うと、ハイジもペーターも謝るのだった。
「クララ、ごめんなさい!」
・・・・・・・・・・
おんじは、歩くことに恐怖を抱いてしまったクララを、再び野原の上に座らせた。
「練習する前は、ここに置かれたら身動きもできなかった。
でも、今はできる。
それは練習したから。」
「でも・・・・・」
「いくらやっても練習し始めた頃の様に目に見えて進まない。
いや、練習すればするほど、立てない様な気がする。
こんなことをしていて、本当に立てる様になるんだろうか?」
「おじいさん!
なぜ、そんなことが(分かるんですか?)・・・・・」
「アハハハ!
何を習ってもそういう時があるものだ。
クララ、お前は本当にフランクフルトに帰りたいのか?
いやいや、クララがそんなことを考えるはずがない。
クララはそんな弱虫じゃない。
クララは立ちたいんだ。
立ちたいからこそ、なかなか思う様にならないから、泣いたり怒ったりする。」
「おじいさん!!!!!」
クララは泣き出してしまった。
「いいね、クララ!
世の中には足が悪くて一生歩けない人がいっぱいいる。
だが、クララの足は運の良いことに、必ず立てると決まっている。
いつ立てるかなんて、どうでもいいじゃないか。
気にしないで頑張るんだ。
さあ、勇気を出しなさい。」
「ええ!おじいさん!
心配かけてすみません。
あたし、頑張ります。」
「うん!えらいぞクララ!」
そして、クララに笑顔が戻り練習を始めるのだった。
私たちは、部下が本当にSOSを出した時に、受け止めてあげられているだろうか?
私たちは部下を助ける準備をしながら、部下に課題を与えているだろうか?
部下がうつむいている時には、そっと見守り。
部下が前を向いた時に、そっと背中を押してあげる。
そんなおんじの様に、見守れているだろうか?
そして、ハイジやペーターの様に、良かれと思ってしたことであっても、良くない結果を生み出したことを、素直に謝れているだろうか?
意固地になって、自分の正しさを主張していないだろうか?
(つづく)
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株式会社シナジーアーク 代表取締役
一般社団法人日本野外研修ワークショップ協会 西日本エリア統括兼関西支部長
蔀 晋輔(しとみ しんすけ)