分かり合えないこともある!
おはようございます。
社会人の青春! 蔀(しとみ)晋輔です。
部下とコミュニケーションを取ろうと努力はしているのに、上手く意思の疎通ができない・・・・・そんな相談を受けることがあります。
そこには、上司として部下と共通の認識を持ち、同じ思いで業務に取り組みたいという気持ちがあります。
しかし、分かり合えない・・・・・そんな状況になる様です。
それについて深く悩んでいるという人がいます。
そこで大切なことは、
“人と人は、分かり合えないこともある!”
ということではないでしょうか?
その悩みの原因となるものには、2つの思い込みがある様です。
一つは“自分が正しい!”という思い込みです。
人は異なる意見があると、正しいと間違い、良い悪いというレッテルを貼り、優劣をつけてしまいがちです。
部下との意見交換をした時に、相手の意見が間違い、劣っているという視点に立ち、その意見を修正しようとしてしまうのが人間です。
私もそうです。
人財育成関係の勉強をしていると、私とは異なる考えを否定してしまいがちですし、相手の考えを変えようとしてしまいがちです。
良かれと思ってしていたとしても、それは自分本位な行動なのかもしれません。
それを部下にしてしまうと、部下は意見を言わなくなる可能性も出てきます。
もう一つは、“同じ考えを持って仕事ができる!”という思い込みです。
人と人は、まったく同じになることはありません。
生まれも育ちも、育った環境も全く異なるのに、すべての考えが同じになるはずはありません。
理解できないこともあれば、理解してもらえないこともあるのです。
それが普通なのです。
“お互いに考え方がちがうね!”
“お互いの価値観は様々だね!”
無理に一心同体になる必要はない。
それでいいのではないでしょうか?
あなたは自分とは異なる部下の考えや想いを、受け入れることができていますか?